理事長所信

【スローガン】誇りある魂(こころ)の継承


2010年度理事長 武田 恭宏

はじめに

此処、上総の郷に、微かな鈴の音が響き合い初め、一握りの若者達の胸から胸へ、蜘蛛の糸のように細く透明ではあるが、強靭で弾力に富んだ絆が張られた。・・・と、(社)市原青年会議所は1977年、高らかに創立が宣言され33年の月日が流れました。その創立以来、社会と個人の開発という恒久の目的を持ち、その時、その時、この市原の地を基点に確固たる信念の基、脈々と運動を続けてまいりました。
その間、社会は我々の想像を絶する速さで変貌を遂げてまいりました。金融、経済の急速なグローバル化はその最も端的な例であると考えます。一昨年の米国金融機関の破綻に端を発する100年に一度と言われる経済不況は、未だ出口の見つからない状況であり、我々を取り巻く環境は決して楽観できるものではありません。
今から約150年前、黒船来航という未曾有の国難に立ち向かったのは、中央政府の高齢の高官よりも、我々と同年代の各地の草莽の志士でした。薩長同盟、大政奉還等に多大な尽力をした坂本龍馬が、近江屋の変にて命を落としたのは、僅か33歳という若さでした。我々と同年代の青年にもこのような歴史に名を残すことができたのです。我々青年会議所の活動にも無限の可能性があります。そして現在の困難な時代であるからこそ、確固たる信念を持ち、それを実行する者が、求められているのではないでしょか。
当会議所が他では見られないような行政等との友好的な関係を築いてこれた要因は魂(こころ)にあると思います。この長年続いた(社)市原青年会議所を発展に導いたのは、人と人との繋がりの魂(こころ)を大切にする事や相手を思いやる魂(こころ)が積み重ねてきた結果ではないでしょうか?私達はそのすばらしい魂(こころ)を持った団体に属していることを誇りに思い、今一度メンバーが修練、奉仕、友情の三原則のもと、例会、事業等を通じて成長していかなければなりせん。そして(社)市原青年会議所の“誇りある魂(こころ)”を受け継ぎ、更なる進化を遂げていくのです。
当会議所が創立してから今日までの間、伝統や想い、その中で育まれてきた魂(こころ)を長い間に亘り培ってきたメンバーの多くがここ数年で卒業することとなります。現役メンバーや、卒業しても我々の活動に協力してくれる卒業生の方々から当会議所に脈々と受け継がれた伝統の魂(こころ)や想いの魂(こころ)を継承していこうではありませんか。

会員拡大

40歳を迎え卒業すると言う規範の基、組織存続のため会員拡大は必要不可欠なものです。近年、全国的に青年会議所の会員数は減少傾向にあり、深刻な問題となっております。
しかし、我々が理想とする明るい豊かな社会を築き上げるためには一人でも多くの仲間が必要です。青年会議所活動は、会員各々がその活動において自己研鑽、相互尊重を重ね、その過程において会員同士に友情が芽生え、生涯を通じて信頼しあえる仲間ができるとても魅力的な組織であると考えます。今一度、担当委員会を中心に全員で意識をもち会員拡大を推し進めて行きましょう。
同時に、入会年数の浅い会員のアフターフォローは必須です。新しい会員が会に参加したくなるような、青年会議所活動でしか味わえないような事業を通していろいろな経験と自己研鑽が出来るように務めてまいります。
全員で会員拡大!!

まちづくり

2000年4月、地方分権一括法が施行され、国と地方の役割分担の明確化等が図られました。これは、各地方公共団体は自らの判断と責任により地域の実情に沿った行政を実践していくことが期待されています。これは“地方の時代”と言われて久しい今日、市原市の特性を活かした自立したまちづくりが求められていると言う事に他なりません。
それには、まず“我がまち市原”を愛し、未来を見据えた確固たる信念と計画を持たねばなりません。近年、まちづくりに関して専門知識を持った団体が多く設立されるに伴い我々には“プロデューサー的な存在”が求められているように感じます。また例えば、暫定的ではありますがアクアラインの通行料低額化によってもたらされた房総方面への観光客の増加など、我々を取り巻く環境の変化を踏まえ学習します。また、本年度は37年ぶりに第65回国民体育大会が本県で行われます。そのことを念頭に置き、大都市に見られにくいローカルコミュニティーを最大限に活用し、“我がまち市原”の魅力を一人でも多くの方にフィードバッグさせるため、行政を含めた他団体と協調協力を図って行きます。そして市民参加型のまちづくりに邁進してまいります。
未来を見据えたまちづくり

ひとづくり

組織の根幹となるものは間違いなく会員各々の資質や能力に因るものが多くを占めると考えます。その会社や組織が今現在どんなに繁栄していたとしても、それを構成する者が自己啓発を怠ったのならばその会が衰退していくのは火を見るより明らかです。我々(社)市原青年会議所においては、会員の魅力ある人間・企業リーダー育成の為の相互研鑽と相互尊重の推進という考えが脈々と受け継がれてきました。以上のことを踏まえ、また同時に(社)市原青年会議所が長年に亘り、取り上げてきた“道徳心”“思いやり”等を鑑みて、対内的、対外的に示して行きます。これはまた、魅力ある会員の拡大に繋がるに他なりません。
謙虚に人間力を磨き、自らの組織や地域を発展させよう

いちはら100km徒歩の旅

いちはら100km徒歩の旅も本年で第5回を数えます。この事業は、(社)市原青年会議所が多年に亘り行ってきた青少年健全育成事業である“洋上セミナー”“サマースクール”の系譜を辿るものであり、最も重要な事業の一つです。またこれは、行政や市原市民の方からの期待も大きく、参加する児童、ボランティアスタッフのみならず、自分たちのまちは自分たちで創ろう。自分たちのまちの児童は自分たちで育てよう。このような自治の精神から我々メンバー、地域住民の方たちも含めた“生きる力の醸成”を目的とし、現実にボランティアで参加した者が市原市の教員となるなど一定の成果を見せております。いちはら100km徒歩の旅を全体事業として“生きる力の醸成”に寄与して行きましょう。
33年受け継がれてきた青少年育成の魂(こころ)がここにある

事務局

昨年に模範を持ちますように、組織の運営を円滑に行う為には、スピーディで活性化されたものが求められます。我々の組織は会員各々の自発的な意思において運営されていますので、昨年同様、その活動情報をオープンで迅速に配信し、その活動のバックアップに務めます。
また、新公益法人制度が2008年12月1日から施行され、2013年11月30日までの5年間に、一般社団法人か公益社団法人かを選択しなくてはならなくなりました。この移行期間中に移行しなかった法人は解散したと見なされる事となります。我々もこの期間中にその決断を迫られることとなります。未来の我々の在り方を見据え、その準備に取り掛かることとします。
磐石な基盤づくりはここから!!

結びに

That earth’s great treasure lies in human personalityと、JCIクリードにあるように、正に人間の個性はこの至宝であります。我々会員各々の個性を相互尊重しあい、目標に向かってそのベクトルの方向性を揃え、その英知と勇気と情熱をもって“我がまち市原”の為に邁進していきましょう。そしてこれまで当会議所において様々な経験をし、同時に主要な役職を務めてきた会員の多くがここ数年で卒業を迎えることとなります。そのことを念頭に、時代の移り変わりと共に今あるもの、今まで行ってきたものに勇気を持って変えていかねばならないものがあると同時に、どんなに時代が変わろうとも受け継いでいかねばならないものがあるはずです。それが我々組織の進化に繋がると確信するからです。そのことを胸に誇りある魂(こころ)の継承をしていきましょう。

基本理念

未来を見据えた誇りある魂(こころ)の継承を!

基本方針

強い意志を持って会員拡大の強化
JCの特性を活かしたまちづくり
魅力のある人間となるため、また資質向上を目的とした取り組み
オープンでスピーディな組織運営

事業計画

絶対会員拡大の実施
第5回いちはら100km徒歩の旅の実施
新入会員オリエンテーションの実施
ミッレミリアの実施
献血運動の実施
かずさカップの実施
キッズチャレンジショップの実施
エコフェアーの実施
例会の企画及び開催
LOM事業への積極的な参加
出席率向上への取り組み
まちづくり運動の推進
積極的な広報活動
年間活動報告の作成
関係資料の整理及び管理
出向者への支援
第65回国民体育大会への協力

仲間になろう!


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